子どもを叱ることの成功体験
叱るという行為よりも、そのあと大人の中で何が始まるのか? 先日、息子と出かけたとき、息子が店の中で歩いている人の前を急に横切って、ぶつかりそうになったことがあった。相手は高齢の方だったので、倒れていたら怪我をしていてもお … 続きを読む
叱るという行為よりも、そのあと大人の中で何が始まるのか? 先日、息子と出かけたとき、息子が店の中で歩いている人の前を急に横切って、ぶつかりそうになったことがあった。相手は高齢の方だったので、倒れていたら怪我をしていてもお … 続きを読む
たぶん多くの人は、AIが作ったものと人間が作ったものを、本当に同じ基準では見ていない。 これは別に珍しい話でもなくて、むしろかなり自然なことだと思う。人は作品だけを見て評価しているつもりでも、実際にはその背後にあるものま … 続きを読む
タイトルとは別になるが、先日、糸井重里の短い言葉を見て、妙に引っかかった。善悪でも正直さでもなく、「親しみ、存在感、表現力」みたいな要素が揃うと、人は相手にされ、影響が生まれる。正しいことが勝つのではなく、届く形が勝つ。 … 続きを読む
自分の中には、ときどき他者をコントロールしたくなる衝動が立ち上がる。これは相手を壊したいみたいな単純な悪意というより、自分自身の内側が揺れたときに外側を整えて安定を取り戻そうとする反応に近い。だから一見まともに見えるし、 … 続きを読む
SNSのタイムラインは「会話の場」というより、アルゴリズムが反応の強さを基準に投稿を並べ替える装置になっている。ここで計測される反応は、共感や支持だけではない。否定的な反応や批判的なコメント、引用や返信での言い返しまで含 … 続きを読む
民主主義が壊れる瞬間は、クーデターや戒厳令みたいな派手な出来事だけじゃない。選挙が続いているのに、政治が検証に耐えなくなり、権力の行使が説明されず、修正もされない。そういう状態が長く続くと、民主主義は手続きだけ残って中身 … 続きを読む
2024年4月21日の河野太郎氏のXのポストがタイムラインに流れてきた。誰かがリポストしたものだと思う。久しぶりに目を通してみたのだが、内容そのものが直ちに制度違反だとか、手続き上おかしいという話ではない一方で、言葉の使 … 続きを読む
日本のような協調性が高い社会では、意見の衝突を減らし、場を荒らさずに進める振る舞いが選ばれやすい。人は相手の反応を見て言い方を調整し、露骨な対立を避ける。これは日常の運用としては機能するが、社会が貧困化し、情報環境が汚染 … 続きを読む
早熟という言葉は、たいてい褒め言葉として使われる。早く理解できる、早く書ける、早く言語化できる。周囲は「すでに完成している」と判断し、本人もその評価に救われる。しかし早熟は、成長の前倒しというより、固定の前倒しになること … 続きを読む
「自己責任」という言葉について前の文章で書いたとき、私は主に「弱者叩き」や排外主義に使われる、その攻撃的な側面を見ていた。しかし現実には、人を見下したり、弱者をあざ笑ったりするような露骨なタイプだけが、自己責任論を支えて … 続きを読む
「人間の構造」というものを考えるとき、私はどうしても「自己責任」という言葉から離れられない。日本社会の空気の中に、染み込んでいるこの概念は、一見するととても合理的で美しいルールのように見える。「自分のことは自分で責任を取 … 続きを読む