少し前まで「日本のサービスやモノの値段は安すぎる。もっと値上げすべきだ」と声高に叫んでいた世論が、今では「物価高で生活できない」「減税をしてほしい」と嘆くのなら、そのどちらの言葉も軽く響く。値上げを促したとき、そこに賃上げや家計負担の試算はあったのだろうか。もし今、値上げを呪うのであれば、あなた達が当時望んだ“適正価格”とは具体的にいくらだったのか、そしてそれが本当に持続可能だったのかを説明してほしい。残念ながら、そうした説明を私はまだ耳にしていない。
少し前まで「日本のサービスやモノの値段は安すぎる。もっと値上げすべきだ」と声高に叫んでいた世論が、今では「物価高で生活できない」「減税をしてほしい」と嘆くのなら、そのどちらの言葉も軽く響く。値上げを促したとき、そこに賃上げや家計負担の試算はあったのだろうか。もし今、値上げを呪うのであれば、あなた達が当時望んだ“適正価格”とは具体的にいくらだったのか、そしてそれが本当に持続可能だったのかを説明してほしい。残念ながら、そうした説明を私はまだ耳にしていない。