Voice Inが有料化されたので、500円買い切りの無制限音声入力ソフトを作った

以前は、ブラウザで音声入力するなら Voice In を使う、という人もかなり多かったと思います。実際、手軽に使えるので最初は便利です。ただ、しっかり使おうとすると不満も出てきます。無料版はすぐ使い切ってしまう感覚が強く、毎日使うには物足りない。そこから先は有料プランになっていて、毎月払う感覚で考えると、正直ちょっと高いと感じる人も多いはずです。

しかも Voice In はブラウザ拡張なので、基本的にはブラウザの中で使う道具です。Web上でちょっと入力するには便利でも、メモ帳、Excel、チャット、エディタなど、普段のPC作業全体で使いたい人には少し窮屈です。音声入力を毎日使うなら、ブラウザの中だけで終わるのはやっぱり不便でした。

だったら、自分で作ったほうが早いなと思って作ったのが、VoiceTyping V2 です。これは Windows 10 / 11 向けの日本語音声入力ソフトで、500円買い切り。月額なし、追加費用なしで、時間を気にせず使えます。いわゆるサブスク型ではなく、一度買えばそのまま使える形です。

このソフトで重視したのは、とにかく実用性です。まず、ブラウザだけではなく、PC上のいろいろなアプリでそのまま使えるようにしています。さらに、日本語の認識精度とレスポンスの速さにもかなり力を入れました。音声入力は、結局ここが弱いと続かないからです。

VoiceTyping V2 は、よくあるWhisper系そのままの構成ではなく、日本語に強い音声エンジンを使っています。高速入力向けの Parakeet と、精度と速度のバランスがいい ReazonSpeech を搭載していて、だからレスポンスがかなりいい。短い発話なら変換完了までかなり速く、思いついたことをそのまま文章にしやすいです。この「待たされにくさ」は、実際に使うとかなり大きな差になります。

しかも、ただ音声を文字にするだけではありません。F2キーで録音開始と停止、カスタム辞書、置換ルール、アプリ別プロファイル、句読点コマンドなど、毎日使うと便利な機能をかなり入れています。派手な機能ではないですが、こういう細かい部分があるだけで、音声入力はかなり使いやすくなります。

あと、自分としては完全ローカル動作なのも大きなポイントです。音声データを外に送りたくない人でも使いやすいし、ネット環境に左右されにくい。日本語音声入力ソフトとして、安くて、速くて、ちゃんと実用になるものを目指して作りました。

もし、Voice In のようなブラウザ拡張を使っていたけど、無料版だとすぐ足りなくなる、毎月払うのは微妙に高く感じる、もっと快適に日本語の音声入力をしたい、ブラウザの外でも普通に使いたい、そう感じていたなら、VoiceTyping V2 はかなり合うと思います。

500円の買い切りなので、気になった方は一度見てみてください。

VoiceTyping V2
https://naofumi.org/VoiceTyping/